【C++】構造体の作り方・使い方②【プログラム例あり】
間違っているところがあればご連絡いただけると嬉しいです。
前回は構造体を作る意味や構造体の意味を説明しました。
lablabkun.hatenablog.com
今回は構造体の作り方と使い方について説明したいと思います。
構造体の作り方
「構造体を作るときには『struct』を使うよ」
「前回出てきたロボットの特徴をまとめるために、今回はrobot構造体を作ってみよう」
「たしか前回はロボットの特徴として、ロボットの色とボタンの数と腕の数について書いていたね」
struct robot { std::string color; // ロボットの色 int button; // ロボットのボタンの数 int arm; // ロボットの腕の数 };
「これでさっき言っていたロボットの特徴をまとめたrobot構造体をつくることができるよ」
「colorとかbuttonやarmのような構造体を構成する要素をメンバと呼ぶよ」
構造体の使い方
「構造体を作る方法は分かったけど、実際にはどうやって使うの?」
「こんな風に使うよ」
robot hitogata; // 人型ロボットについて // 人型ロボットについての情報を入力 hitogata.color = "green"; // 人型ロボットの色 hitogata.button = 4; // 人型ロボットのボタンの数 hitogata.arm = 2; // 人型ロボットのボタンの数
「intなどのように、変数の名前をhitogataに設定するよ。構造体の変数名なので、構造体変数名と呼ぶよ。」
「『構造体変数名.メンバ名』で構造体変数のメンバを使用することができるよ。このことをメンバを参照する(アクセスする)というよ」
「なるほど、『.』は『の』みたいな意味なんだね。『hitogata.color』なら『人型ロボット"の"色』ってことなんだね」
「これなら変数名がごちゃごちゃにならないかも!構造体を使ってプログラムを書いてみようと」