ノートにメモ書き

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Ubuntuのパソコン同士で通信する方法

Ubuntu同士のパソコンで通信する必要があったのでメモ。
簡単にいうとLANケーブルを差して、IPアドレスとかを設定しただけです(∩´∀`)∩

環境

・パソコン1
Thinkpad-x61, Ubuntu10.04
・パソコン2
Thinkpad-x220, Ubuntu16.04

方法

LANケーブルを両方のパソコンに差す

クロスケーブルじゃ通信できないと書いてあるサイトもありましたが、今回の環境ではストレートケーブルでも通信することができました。

元々のネットワークの設定をメモしておく

失敗したときのために、元々のネットワークの設定をメモしておきます。

IPアドレスサブネットマスク

IPアドレスサブネットマスク

ifconfig

コマンドを実行することで確認できます。

デフォルトゲートウェイ

デフォルトゲートウェイ

route -n

コマンドを実行することで確認できます。

DNSサーバ

DNSサーバは

cat /etc/resolv.conf

コマンドを実行することで確認できます。

ネットワークの設定を変更する

エディターで『/etc/network/interfaces』を開く

開くときは、『sudo』をつけることを忘れずに(/・ω・)/
エディターがわからない人は

sudo gedit  /etc/network/interfaces

で開けると思います。

変更するor書き加える

↑のを開けたら、

auto eth0
iface eth0 inet dhcp

という文があるか確認してください。

・上の文があった人
dhcp』のところを『static』に書き換えてください

・上の文がなかった人

auto eth0
iface eth0 inet static

を書き加えてください

さらに書き加える

ここまでの作業はパソコン1でもパソコン2でも行ってください
・パソコン1について
『iface eth0 inet static』の下に

address 192.168.2.100
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.2.1
dns-nameservers 192.168.2.1

を書き加えます。

・パソコン2について
『iface eth0 inet static』の下に

address 192.168.2.101
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.2.1
dns-nameservers 192.168.2.1

を書き加えます。
ipアドレスの最後のところを『101』にするのを忘れずに!

再起動する

両方のパソコンで

sudo reboot

を行います。
これでパソコン同士で通信できるようになっているはずです。

主成分分析の意味と計算②

前回は主成分分析の意味と次元の意味について解説しました。その記事はこちら↓
lablabkun.hatenablog.com
今回は主成分分析はどのように次元を縮約するのかについて説明します。

次元縮約の方法を考えよう

次元縮約(次元削減・次元圧縮などとも呼びます)にはどんな方法があるでしょうか。

データの種類を一つ消す

これでも次元を減らすことができちゃう(/・ω・)/例えばこんな感じ(4次元→2次元とかはめんどくさいうまい図が書けなかったので、2次元→1次元の例)
f:id:lablabkun:20171113220145p:plain:w500
これはxとyというデータの種類があって、それを1つにまとめようとしているものです。色がついている点が次元削減後のものになります。①はxのデータのみ使用、②はyのデータのみ使用することになります。わーい次元減らせた((((oノ´3`)ノ

…はたしてこれでいいのでしょうか。この方法を使うと、片方のデータを丸々無視してしまうことになります。それでもいい時はありますが(全部のデータのyの値が同じなど)、この場合ではあまりよくない方法といえると思います。

新しい軸を作ってみる

どういうことだ??と思う人も多いと思うので最初に図を載せます。
f:id:lablabkun:20171113222432p:plain:w500
データの種類を一つ減らすのがだめなら、適当に線を引いてそれを新しい軸にしちゃえばいいんじゃん?っていう発想です。③と④は実際に適当に軸を引いてみた結果です。そして新しく引いた軸に点をうつしました。これを射影といいます。射影した点を見てみると、③は点同士がかさなっていること、④は点同士が離れていることがわかると思います。では、この2つのうち射影した後の点を見分けやすいのはどちらでしょうか。
もちろん④のほうですよね。では、③と④の新しい軸の違いはなんでしょうか。これは先ほど④の説明で言ったことと同じ意味になるのですが、④の軸のほうが射影後の点のばらつきがより大きくなるようなところにひかれています。
このばらつきのことを分散と呼びます。先ほどのことを言い換えると④では射影後の点の分散がより大きくなるように新しい軸を設定しています。
なんと、これが主成分分析なのです(/・ω・)/オオー

まとめ

・次元削減の方法は色々ある
・その中でも射影後の点の分散がより大きくなるように新しい軸を設定する方法を主成分分析という


今回でなんとなく主成分分析の意味を説明できたかな?( 一一)
じゃあ実際にどうやって新しい軸をつくるかどうかを次回から説明していこうと思います。